ロンリネス
「じゃ、今日はゆっくり休みな。夕飯の時はちゃんと呼ぶから」
栄一さんはそう言って手を振って1階に下りて行った。
私は部屋に入り、とりあえずベッドに横たわった。
『ハァ……』
今日はいろんな事がたくさんあったなぁ。
早くここにも慣れないといけないし…
あと、家事はやることにしよう。
…それからこの家に人に挨拶しないと…
…! あ、他に誰がいるのか聞くの忘れてた。
あとで聞かなきゃな。
でも23歳か…。
……ん?
ってことは一人暮らし!?
でもこの家大きいし……。
ってか栄一さん、制服着てても馴染んでるだろうなぁ。
…いろいろ考えてるうちに眠たくなってきたな。
まだ自分の荷物整理してないや……
でも…あとで………いい…かな…?
私の意識はどんどんなくなっていくのであった。