こんなに近くで
「ここー宿題見せてくれー」
圭ちゃんがいつものように部屋に入ってくる。
「いいけどさ。でも圭ちゃん彼女いるんでしょ?だったら簡単に女子の部屋とか入ったらだめじゃない?」
私はきつめに言った。
「…。」
「いいでしょ~!初カノだよ初カノ♪まぁ、ここには彼氏なんてできないけどぉ~」
圭ちゃんは中学生になる少し前からここちゃんがここに変わっていた。
別に良いけどさ…。
さっきの間は何?「…。」←この間

「別にぃ~彼氏くらい私にだってそのうちできます~!で、宿題写すんじゃなかったっけ?」
「おお、ありがとなー。ここは俺のよき心友なんだからー。心の友よー。」
「はいはい、さっさと宿題写してゲームするよ!!」
なんかいまズキンってなった……
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