こんなに近くで
「終わった~!!早くゲームゲームぅ!!」
「圭ちゃん準備してて。今おやつ持ってくるから。」
なんて言って部屋から出た。
何か涙が溢れてきた……どうして?
何で私じゃないの?
いつも圭ちゃんの隣は私だったのに……。

いそいで涙を拭っておやつを部屋に持っていった。
「おまたせー…って寝てるし。」
付けたままのテレビを消して毛布を掛けてあげた。
今なら…いいかな。
私はこっそり「圭ちゃん私ね、圭ちゃんのこと好きなの…」と囁いた。
良かった、聞かれてない。
圭ちゃんはいつの間にか寝息を立てて寝ていた。
そしていつのまにか私もベットで眠っていた。
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