この空の下に
そんなことをぼ~っと考えていると
知らない人の波に埋もれていた。

そうだ、私今日から通う塾の前にいたんだ。

初めて見る顔ばかりで、新鮮だった。
その反面友達できるのかなって不安だった。

知らない子たちは講師と思われる人に挨拶をして
どんどん塾の中に入っていった。

まずどのクラスに入るのか先生に聞かなきゃ。

生徒の波に呑まれそうになりながらも
ある一人の先生の前にたどり着いた。



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