お前は俺の予約済み!!
真理ちゃんは俺に向かって小さく会釈して、
駅の方向へと今度はひとりで歩いて行った。
俺はまだ立ち止まったまま、
ただ呆然とその場にいるしかできなかった。
真理ちゃんは瑠璃の妹。
その妹ですら、瑠璃がどこへ行っちまったのか、
本当に分からないのだとしたら、
俺がいくら探したって、見つかりっこねぇってことじゃん?
そう思ったら余計にまた力が全身から抜けていくようだった。
駅の方向へと今度はひとりで歩いて行った。
俺はまだ立ち止まったまま、
ただ呆然とその場にいるしかできなかった。
真理ちゃんは瑠璃の妹。
その妹ですら、瑠璃がどこへ行っちまったのか、
本当に分からないのだとしたら、
俺がいくら探したって、見つかりっこねぇってことじゃん?
そう思ったら余計にまた力が全身から抜けていくようだった。