お前は俺の予約済み!!
13★★★俺の願いはひとつだけ
瑠璃が大切な存在だと分かってはいたけど、
自分が思ってた以上に、瑠璃のいなくなった事実は、
俺の心ん中に大きなすき間を作っていた。
バレンタインのあの日に、
偶然出会えた瑠璃の妹の真理ちゃん。
帰り際に俺に教えてくれたメアドにも、
結局一度も目を向けることなく、
毎日が「瑠璃なし」のままで、
ただ淡々と過ぎていく。
そんな自分の無力さに嫌気がさす。
俺はどこまでもちっぽけな男だと実感するから。
前より学校を休むようになっている俺がいた。
気力もなく、心ん中が空っぽになったような、
そんな風に無気力になっていく自分を、
俺自身はどうすることも出来ずにいたんだ。
自分が思ってた以上に、瑠璃のいなくなった事実は、
俺の心ん中に大きなすき間を作っていた。
バレンタインのあの日に、
偶然出会えた瑠璃の妹の真理ちゃん。
帰り際に俺に教えてくれたメアドにも、
結局一度も目を向けることなく、
毎日が「瑠璃なし」のままで、
ただ淡々と過ぎていく。
そんな自分の無力さに嫌気がさす。
俺はどこまでもちっぽけな男だと実感するから。
前より学校を休むようになっている俺がいた。
気力もなく、心ん中が空っぽになったような、
そんな風に無気力になっていく自分を、
俺自身はどうすることも出来ずにいたんだ。