お前は俺の予約済み!!
14★★★俺はお前しか選べない
『悠は…頑張って…。ラグビーも勉強も…。そして目標の大学に入るのよ』
背を向けたまま、瑠璃の小さな声が聞こえた。
『悠には沢山の可能性がある…未来があるんだから……』
悲しげでいて、優しい声。
瑠璃のいない未来なんかいらねぇよ。
俺がいて、そばには瑠璃がいる。
そうじゃねぇなら、俺はこんなにも弱い奴なんだ。
守ってやるつもりが、いつも、いつでも、
こうして瑠璃に見守られ続けていたなんてさ、
こんな状況になって気づいた俺だけど、
瑠璃、お前を、そして赤ちゃんを、
守ってくのは、この俺しかいねぇだろ?
背を向けたまま、瑠璃の小さな声が聞こえた。
『悠には沢山の可能性がある…未来があるんだから……』
悲しげでいて、優しい声。
瑠璃のいない未来なんかいらねぇよ。
俺がいて、そばには瑠璃がいる。
そうじゃねぇなら、俺はこんなにも弱い奴なんだ。
守ってやるつもりが、いつも、いつでも、
こうして瑠璃に見守られ続けていたなんてさ、
こんな状況になって気づいた俺だけど、
瑠璃、お前を、そして赤ちゃんを、
守ってくのは、この俺しかいねぇだろ?