お前は俺の予約済み!!
どちらからともなく触れた指先。
俺の意識が触れた指先に集中しそうで、
『部活の時間だ…またあとで…』
なんとか平常心を保つことが出来たことにほっとした。
お互いに自然に笑顔で手を振り、
『じゃあ待ってます。部活、頑張ってくださいっ!!』
ありすちゃんはそう言って教室へ入って行った。
そんなありすちゃんの後ろ姿を見つめながら、
俺には瑠璃への後ろめたさが胸の奥に確かにあった。
俺の彼女は瑠璃で、俺は瑠璃の彼氏である事実。
そして瑠璃は俺にとって、誰よりも大切な存在。
瑠璃……ホントにこれでいいのか??
こうして「自由でいる」ことが許されるのはどうして??
瑠璃は本当に平気なのか??
俺は2人の女を同時に好きになれるほど、器用ではないよ??
これが瑠璃の言う「自由でいる」ことだとしても、
これはやっぱり間違ってるよな。
俺の意識が触れた指先に集中しそうで、
『部活の時間だ…またあとで…』
なんとか平常心を保つことが出来たことにほっとした。
お互いに自然に笑顔で手を振り、
『じゃあ待ってます。部活、頑張ってくださいっ!!』
ありすちゃんはそう言って教室へ入って行った。
そんなありすちゃんの後ろ姿を見つめながら、
俺には瑠璃への後ろめたさが胸の奥に確かにあった。
俺の彼女は瑠璃で、俺は瑠璃の彼氏である事実。
そして瑠璃は俺にとって、誰よりも大切な存在。
瑠璃……ホントにこれでいいのか??
こうして「自由でいる」ことが許されるのはどうして??
瑠璃は本当に平気なのか??
俺は2人の女を同時に好きになれるほど、器用ではないよ??
これが瑠璃の言う「自由でいる」ことだとしても、
これはやっぱり間違ってるよな。