お前は俺の予約済み!!
5★★★俺の心の隙間へ
また一緒に帰ったその日を境に、
学校で流れた俺とありすちゃんが付き合ってるっていう噂。
否定すんのは簡単だけど、
ありすちゃんを傷つけてしまいそうで、
俺は否定も肯定もせず、
ありすちゃんと曖昧な関係を続けていた。
カッコよく言えばそんな感じだけど、
悪く言えば、ひと言、
「都合のいい関係」だな。
俺と瑠璃のことを言わずに、
俺はもう何度もありすちゃんを抱いていた。
「大好き……悠…」
俺の腕の中で親しげに俺の名前をつぶやくありすちゃん。
けど、俺は1度もまだ、好きだとは言っていないまま。
俺の「好き」だという言葉は、
瑠璃のためにあるものだから。
ズルくて、最低な男の言い分だよな。
学校で流れた俺とありすちゃんが付き合ってるっていう噂。
否定すんのは簡単だけど、
ありすちゃんを傷つけてしまいそうで、
俺は否定も肯定もせず、
ありすちゃんと曖昧な関係を続けていた。
カッコよく言えばそんな感じだけど、
悪く言えば、ひと言、
「都合のいい関係」だな。
俺と瑠璃のことを言わずに、
俺はもう何度もありすちゃんを抱いていた。
「大好き……悠…」
俺の腕の中で親しげに俺の名前をつぶやくありすちゃん。
けど、俺は1度もまだ、好きだとは言っていないまま。
俺の「好き」だという言葉は、
瑠璃のためにあるものだから。
ズルくて、最低な男の言い分だよな。