お前は俺の予約済み!!
俺が瑠璃の肌に触れるたびに、



静かな瑠璃の吐息が俺の耳元に届く。



『悠は……高校生だし、沢山遊びたいでしょ?私なんかじゃ…物足りなくなるかもよ?きっといつかは…飽きるわ…』



『はっ??そんなこと気にしてんの??俺はそんな心配いらねぇって』



瑠璃はどうしても自分が年上であることを気にしてる。



それは分かってはいたけど、



俺が思っていた以上に、その思いは強いのを感じた。



『ひと回り以上も歳が離れているのよ…。それなのに、私…こんなにも悠が好き…これ以上好きになるのが怖いの……』



一人で考えて、ずっと悩んでいたのか…。



俺はそんな瑠璃をどこまで理解していたんだろう。
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