詩集:砂夢

15


縺れた気持ちを

ほどいて紡いでいく



君の手に触れて

落ち着けないでいる






ゆっくり 目を閉じても

焦ってるのが解る


止まれないでいて

留まれないでいて


静かな呼吸も少しずつ乱れて



君をすきだと

気付いてしまった。

 
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