詩集:砂夢

4

 
可愛いビンの香水

溶けかけのチョコレート

寝起きの目に飛び込む朝日

冬の空に浮かぶ自分の星座



好きだから、手を伸ばした

僕らは所詮、子供だった



好きだから、手を伸ばした

僕らは所詮、それだけだった








好きじゃなくなったら

手を離すだけ






シンプル過ぎて

幼稚な恋愛

 
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