Tears〜硝子細工の天使〜
‡知られていた嘘‡
あおいが帰ったのを偽メールで確認すると
かほは早速よしきにメールをした。
『熟女宅配しております!只今無料サービス中p(^^)q』
こんなふざけた会話が慣れっこになっていた。
いきなりどう話を持って行ったらいいのかわからず
わざとシリアスでなく、こんなメールを入れみた。
『間に合っております(;`-ω-)』
『今ご注文頂くと特別サービス付きでございますが…(-_-;)』
『えっΣ(゚ロ゚;)
では、かほちゃん一つお願いします!』
『お時間30分ほどかかりますので、しばらくお待ち下さいませ☆彡』
かほの家からよしきの家まで、約30分の距離だった。
都合のいいことに
お互いの家がインターにそれぞれ近かったので
高速を使うと早ければ15分位で着いた。
かほは急いで仕度をすると、インターへ向かった。
少しでも早く、よしきに会いたかったからだ。