奏彩る‐sou irodoru‐
ただ白黒な君に恋をして
溶けてゆく思考
混ざって鳴る音
見つけた
悦ぶ心
言葉一つに瞳揺れ
込み上げる“恋しさ”
君の事なんて
何も知らないのに
君の詩(うた)
に溺れていく
複雑に綴られた
単純な核
見えてしまったようで
滲む愛しさ
自惚れ?
一人歩きの心
たどり着けるとも?
焦がれる
君に
白黒で現れる
想い人を胸に抱いて
君の事もっと
知りたい知りたい
渦巻く欲望
近づいてみたくて
綴りだす言葉
叶わないかもしれないなんて
考えもしない
自惚れ?
ただ白黒な君に恋をして