かんけりっ!



だとしたら子供達が危ない。


いやむしろ手遅れか?


わからない。けど。


とりあえず変態は滅びればいい!!


「死ね変態!!」


「変態っ!?」


衝突の瞬間。南の眼前に手の甲が現れ辛うじて避けたそれは頬を掠める。


内、裏拳だと!?


武道の心得でもあるのか?


けれど後続は来ない。心得はないとみる。


ちなみに私には武道の心得はない。


しかし、変態とは一体何のことか?


まぁそれは倒してから聞くことにしよう。


「中学生!!私の背後に缶があるだろ!!私を抜いて、倒して見な」


瀞文生がまたなにか言ってる。


「背後に、感じる?私を脱いで、倒して見な?」


性癖の暴露に、今度は押し倒せと。


「完全に変態じゃないのよっ!?」


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