かんけりっ!

生徒会長




★ ★ ★


「最初はやっぱり、変な人だな。って思ってたけど、でもそのイメージは全然付き合っていくうちに変わってったの」


桃東先輩は、まるで出会った頃を空に投写し懐かしむように空を臨む。


僕、それに桃東先輩の背後。缶の付近ではフランシア先輩とハレルヤ先輩が拳をぶつけ合い。その遠巻きから柿宮がオロオロしてる。


そんな部活動の図。


今更ながらホントにこれは何部なんだろうか。


「でね。私はまだ中学生だった頃からこの瀞文の缶蹴同好会に来たりしてね。南先輩以外の先輩にも可愛がってもらったりしたよ」


「てことは元々は何人か同好会にいたんですか?」


「何人か。って言うかまぁマイナー競技だからね。いつも5人以下。あ、でも私達が入部した時だけは7人はいたなぁ」


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