かんけりっ!



まぁでも。


確かに茜子は小中と成績は常に学年上位をキープし続けてたし、別に学年主席になったとしても驚きはない。


それより生徒会役員に入った事の方が驚きだ。


「お前そんなに生徒会に入りたかったのか?」


「ん~、そんな事はないんだけど興味はあった事は確かだね」


「はぁ」


興味、ねぇ。


「ま、そう言うわけでなかなか夏樹の所に来れなかったんだよね。そしたら、まぁ予想通り孤独でした。と」


「いや、別に」


孤独じゃねぇよ。と言おうとしたんだけど。


この状況はどうみても孤独だし、はぶかれてる。


「なんて言うか、前途多難だねぇ」


それは僕の高校生活の事を言ってるのか!?


というか予想通りだと!?


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