かんけりっ!



「なっ!?君に触手の良さがわかるの!?」


「そんなのがわかるようになったら人として終わりだ!!」


くそっ!!勘違いしてた!!


こいつ触手萌えか!?


僕等がギャーギャーやってる間にパソコンの中でもなかなか大変な事になっている。


大量の触手がディティクスとか言う女神を蹂躙していってる。


大変、まぁ。淫らだと思う。


「あぁ!!いいなぁいいなぁディティクス様!!」


……。


「見てよ見てよ!!〇〇〇に触手が!!〇〇〇に触手が!!あぁっ!!〇〇〇〇にまでっ!?」


……。


僕は、なんとなく窓を開けて、それから縁に肘をつき空を見上げた。


空は澄み切った青を覗かせ、穏やかな日曜日を表現してるようだった。


「触手サイコー!!」


この部屋を除いては、平穏な一日だった。


と、思う。


★ ★ ★


< 88 / 358 >

この作品をシェア

pagetop