血濡れた教会



私は手に持っていたノートを開いた。

「このページ見てください」


さっき書いたページを指差す。
村長は一瞬 ん? という顔をして
小さく あっ‥ 声を漏らした。


「1ヶ月ごとに
 2日空いて事件起きてるね」

「そうなんです。
 だから
 2という数字に何かあるのかな~と‥
 何か知りませんか?」


こんな無茶な質問でも
村長は真剣に悩んで考えてくれた。

「…ちょっと待ってて」



そう言うと
村長は何処かへ行き、
10分後古い本を持ってきた。

             
< 15 / 63 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop