血濡れた教会
私は手に持っていたノートを開いた。
「このページ見てください」
さっき書いたページを指差す。
村長は一瞬 ん? という顔をして
小さく あっ‥ 声を漏らした。
「1ヶ月ごとに
2日空いて事件起きてるね」
「そうなんです。
だから
2という数字に何かあるのかな~と‥
何か知りませんか?」
こんな無茶な質問でも
村長は真剣に悩んで考えてくれた。
「…ちょっと待ってて」
そう言うと
村長は何処かへ行き、
10分後古い本を持ってきた。