hatching
『…光児さん!いくらなんでも、こんなに多く受け取れませんよ!』
ドラマでよくたくさんの薔薇を
もってプロポーズ。
なんてあるけど、
それぐらい多いチューリップ。
「え~?そうかな?恋ちゃんだからサービスなんだけど、本当にいらないの?」
忘れてた、光児さん
天然なんだった。
『せめて半分でお願いします!』
光児さんはニコッと
遠慮しなくていいのに。
と笑いながら包み直してくれた。
遠慮じゃないんだけどな…