トゥエルブ・マーダーズ


僕のほうから見て、左側にいる彼は右の人差し指で右目を指していた。


その瞳は確かに澄んだ青空を思わせる濁りのない鮮やかなブルーだった。




彼の名は

サイモン

と云った。




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