最低!?最高!!?メンズ校!!!!
最低な学校生活
「はぁぁぁぁ~!?今、なんて!?」
大声をあげる私を鬱陶しそうに見ながら、お母さんは平然と言った。
「だから、明後日から男子校に通いなさい」
「なんで!?私が男嫌いなの知ってるでしょっ!?」
お母さんは、目を鋭く光らせた。
「だ・か・ら・よ!!社会に出たら、嫌でも男と関わらないといけないのよ!!それを『男嫌い』で片付けられるほど、社会は甘くないの!!」
「じゃあ、なんで男子校!!常識的に有り得ないじゃん!!」
本当、有り得ないよ…。男子校なんて…。
「だって、共学にしたら絶対あんた女の子としか話さないじゃない」
「うっ…」
図星だ。何も言い返せない。
「でも、女子校から男子校ってハ―ドル高すぎだよ…。それに、女子を受け入れてくれる男子校なんてあるの?」