最低!?最高!!?メンズ校!!!!
「やっちゃうか!!」
大岩栄介が、そう言うと近くにあった虫の大群を学校で配らたプリントで掬う。
「や…。やだ…」
私は、近くにいた男の子の足を掴んだ。
「きたねぇんだよ!!触んなっ!!ブス!!」
私の手は見事に払われ、ゴミ穴の中へ逆戻りした。
「んじゃ、最後のお仕置きだ。そ―れっ!!」
大岩栄介の掛け声と同時に、虫の死骸が降ってきた。
「いやぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~!!」
神社内に私の悲鳴が響き渡った。
すぐに、私の悲鳴を聞きつけたお坊さんが駆けつけた。
「こらぁぁぁぁ!!何やっとるんじゃぁぁぁ!!」
「やべっ!!じじぃが来たぞ!!」
男の子達は、蜘蛛の子のように散らばり、逃げて行った。