最低!?最高!!?メンズ校!!!!
お母さんが背中をさすっている時にも、あいつらの事が聞こえる。
こっちの異常な気配を察し、戸惑っているのだと思う。
「お母さん…」
「なぁに?無理に喋らないで…」
「あいつらに…。会いたくない。声、聞きたくない。怖い…」
最後は、体を震わせながら言った。
お母さんは、ある程度私の吐き気が治まると再び廊下に出た。
そして、またあいつらと話を始めた。
その声は、さっきよりも冷たく鋭かった。
その後、私はクラスのみんなに黙って女子校に転校した。
もちろん、あいつらにも黙って…。
この日を境に、私は極度の男恐怖症になった。