最低!?最高!!?メンズ校!!!!
私達の部屋は、2段ベッドだ。
1段目を大岩栄介が使ってたから、私は自然に2段目を使う事になった。
暗くてあまりよく見れないけど、あいつは本当に寝付いたみたい。
「ムカつく…」
私は、ボソッと呟いた。
こいつが、極悪人になっていれば思いっきり恨むことが出来たのに…。
私のこと。
めいいっぱい拒絶すれば、憎めたのに…。
お願いだから、私に優しくしないでよ…。
私を受け入れようとしないでよ…。
気持ちよく恨むこと出来ないじゃないっ…!!
また、目に涙が溜まってきた。
「う~…!!もう、寝よっ!!寝よっ!!」
私は、わざと明るく言って静かに眠りについた。