最低!?最高!!?メンズ校!!!!
立ちすくんでいると、横からトントンと机を叩く音がした。
隣を見ると、さっきの男子が口パクで教科書のページ数と問題の番号を教えてくれた。
た、助かった…。
え―…と。
『食卓に座り、自由にケ―キを食べて下さい』を英語にしなさい…か。
「Please sit down at the table and help youself to the cake.」
答え終わった瞬間、歓声がおきた。
「I'm sorry. From next ,I am careful.(すみません。次から気をつけます)」
前の学校の癖で、英語で謝ってしまった。
けど、先生はただ唖然としているだけだった。
「よ、よろしい…」
もっと、注意されると思っていたから、ホッと安堵の息をついた。