最低!?最高!!?メンズ校!!!!
シ―クレット

夜 by遥



休み時間。


私の周りには、大勢の男子…!!男子…!!男子…!!


「お前、頭い―のな!!」


「マジすげー!!」




ち、近づかないでぇ~!!


怖い~!!


私は、ギュッと目を瞑り必死に耐える。


「そんな寄ってたかんなって。野口、怯えてんじゃん」



声のした方を見ると、さっき助けてくれた男子がニコニコと笑っていた。


他の男子達は、すぐに大人しくなる。



この人…。凄い!!



「俺、白濱蓮斗!!好きなように呼んで!!希望は、『蓮斗』かなっ!!」


そう言って、またニコッと笑った。


「希望言ってどうする」


と、蓮斗の頭を小突いたのは大岩栄介だ。


「い―じゃん!!い―じゃん!!それより、野口って女みたいな顔してるよな!!」


ギクッ。

思わず肩をビクつかせた。
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