最低!?最高!!?メンズ校!!!!
「そう、かな…」
「うん!!な、藍!!」
蓮斗は、後ろを振り向きながら言った。
「ん?俺?」
突然名前を呼ばれた男子は、きょとんとしている。
「野口って、女みたいな顔してるよな!!」
「さぁね…。てか、結構コンプレックスだったりするから、止めた方がいいよ。そういうの」
淡々と話してる藍君(だっけ?)に対し、蓮斗はハイテンションだ。
「マジ?コンプレックスなのか!?」
「えっ。あ~…。うん、少し…」
私は、藍君に便乗してそういうことにした。
「ごめんなぁ~!!傷ついた?」
「だ、大丈夫…」
蓮斗のテンションが高過ぎて、ついていけない…。
「あ、そういえば野口って栄介と同室なんだよな?」