最低!?最高!!?メンズ校!!!!


「そう、かな…」


「うん!!な、藍!!」

蓮斗は、後ろを振り向きながら言った。


「ん?俺?」


突然名前を呼ばれた男子は、きょとんとしている。



「野口って、女みたいな顔してるよな!!」


「さぁね…。てか、結構コンプレックスだったりするから、止めた方がいいよ。そういうの」


淡々と話してる藍君(だっけ?)に対し、蓮斗はハイテンションだ。


「マジ?コンプレックスなのか!?」


「えっ。あ~…。うん、少し…」



私は、藍君に便乗してそういうことにした。


「ごめんなぁ~!!傷ついた?」


「だ、大丈夫…」



蓮斗のテンションが高過ぎて、ついていけない…。



「あ、そういえば野口って栄介と同室なんだよな?」

< 39 / 126 >

この作品をシェア

pagetop