最低!?最高!!?メンズ校!!!!
私は、手際良く料理をすすめ、終盤に入った。
その時…。
「良い匂い…」
「うわぁ!!」
不意に後ろから聞こえた低い声に、思わず悲鳴をあげた。
振り返ると、しかめっ面をした大岩栄介が立っていた。
び、ビックリしたぁ~!!
「お、起きたんだ…」
「ん。何作ってんの?」
私の肩辺りから覗き込んで来た。
ち、近いっ!!
私は、顔を背けながら応えた。
「わ、和風パスタ!!」
「和風…?あれ、これってお茶漬け?」
大岩栄介は、不思議そうな顔をした。
「あ、うん。結構お茶漬けとパスタって合うから…」
しどろもどろになる。
「ふぅ~ん…」
大岩栄介が、和風パスタをジッと見つめた。