最低!?最高!!?メンズ校!!!!


「なんで疑問系なんだよ…」


そこまで言って、大岩栄介は黙ってしまった。


なんだぁ…?


私は、不信に思って大岩栄介に目を向けた。



「あのさ…。ちょっと頼みあるんだけど…。いいか?」


さっきまでと違う大岩栄介に、私は戸惑った。


「何?」


「これから、俺の分も飯作ってくれない?」


「え?」



「あ、もちろん材料費はちゃんと出すし…。ダメか?」



予想外のお願いに、驚いた。



けど、すぐに結論が出た。



「良いよ。作ってあげる。その…。今朝、パンと牛乳もらったし…」



チラッと大岩栄介を見た。



「マジ!?」


「う、うん」


「サンキュー。頼むわ」


結局、今日の私と大岩栄介の会話はこれで終了した。



よく分かんない、変な転入初日になったのでした。





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