最低!?最高!!?メンズ校!!!!
「どっちだよ…」
大岩栄介はあくびをしながら頭をかいた。
「ふわぁ~…。ねみぃ。俺、寝るわ」
「えっ!?もう?」
まだ9時過ぎくらいなのに…。
「今日はいろいろ疲れたんだよ」
なんか私に言ってるっぽい…?
「ご、ごめんなさい…」
「え?ああ。お前のせいじゃないから」
大岩栄介はそっぽ向くと、服を脱ぎ始めた。
「ええっ!?ちょっ、ちょっと!!なにやってんの!?」
私は慌てて回れ右をした。
「ん?着替え」
「あ、そう…」
私は驚きで、バクバクとなる心臓を押さえながら頷いた。
こいつ…。
掴めない…!!
また私は溜め息をついた。