最低!?最高!!?メンズ校!!!!
ラブ ト―ク
蓮斗の恋 by遥
「あ―はっはっはっ!!」
とある休日、私はショッピングモール街にあるファッションショップに来ていた。
「もうっ!!笑い事じゃないですよ!!」
男子の制服を着て、むくれている私を指差して笑っているのは、お母さんの元子分の杏奈さん。
ファッションショップの店長で、私のお姉さん的存在だ。
「だ、だって…!!男装って…。プッ…。あははははははっ!!」
「ぐぬぅ~…」
「いや―、さすが瞳さんだわ―」
因みに、瞳はお母さんの名前。
しばらく、私がいじけていると杏奈さんが私の頭を撫でた。
「はいはい、いじけないの。てか、男装似合ってんじゃん。ウチ、惚れちゃうかも~!!遥君」
「からかわないで下さいよ~」
私はさらに頬を膨らます。