最低!?最高!!?メンズ校!!!!



すると、店員さん達は顔を真っ赤にして私から離れた。



私、なんかした!?



「は、遥君…!?」


「はいっ!?」


「か、可愛い~!!」


「惚れちゃうよ~…!!」



「え?え?え?」


私は困惑して、それぞれを眺めるしかない。



「はいはい。みんな仕事して~。遥、困惑してるでしょ~」


杏奈さんのおかげで、その場はまぬがれたけど仕事の合間に「お母さんのために女装してまで、働くなんて偉い!!」とか「彼女いるの~?」とか「店長とどんな関係?」とかいろいろ話しかけられた。


そして、その度に店員さんと一緒に杏奈さんから叱られることになった…。














働き出して、4時間ちょっと。


やっと初めての休憩をもらった。



私は、店の近くにあるコンビニへ向かった。



お金勿体ないけど、弁当持ってきてないしな~…。



< 70 / 126 >

この作品をシェア

pagetop