最低!?最高!!?メンズ校!!!!

「いや…。普段はあんましねーよ。てか、4年間一緒にいるけど、蓮斗からそんな話聞いたのも初めてだし」



「そうなんだ~」



野口は、頷きながらパンをほおばった。


「あいつらは?」



「たぶん、学食」



ここで会話が途切れてしまった。



なんとなく気まずい…。



「野口はさ、なんで明後日行けねーの?」



何気なく聞いた質問に、野口は異常な反応を見せた。



「だ、だから、親戚の手伝いって言っただろっ!!」



なんか隠してるな…。



「本当か?」



「ほ、本当だよっ!!」


「へぇ~?」



ジッと見つめると、明らかに動揺して目を泳がせている。




「本当のこと言えよ」


「本当のこと言ってんじゃん!!」



こうなると、野口は頑固だ。



いくら聞いても、一切教えてくれない。





いずれ、知ることになるんだけど………。



< 78 / 126 >

この作品をシェア

pagetop