最低!?最高!!?メンズ校!!!!
「いや…。普段はあんましねーよ。てか、4年間一緒にいるけど、蓮斗からそんな話聞いたのも初めてだし」
「そうなんだ~」
野口は、頷きながらパンをほおばった。
「あいつらは?」
「たぶん、学食」
ここで会話が途切れてしまった。
なんとなく気まずい…。
「野口はさ、なんで明後日行けねーの?」
何気なく聞いた質問に、野口は異常な反応を見せた。
「だ、だから、親戚の手伝いって言っただろっ!!」
なんか隠してるな…。
「本当か?」
「ほ、本当だよっ!!」
「へぇ~?」
ジッと見つめると、明らかに動揺して目を泳がせている。
「本当のこと言えよ」
「本当のこと言ってんじゃん!!」
こうなると、野口は頑固だ。
いくら聞いても、一切教えてくれない。
いずれ、知ることになるんだけど………。