最低!?最高!!?メンズ校!!!!
その夜、私は部屋の隅にあるソファーに寝転がり、ボ―としていた。
そんな私の様子が気になるのか、大岩栄介はチラチラと視線を向けてくる。
「き、気にすんなよ?」
「ん―…」
「藍が言った通り、明日はいつも通りに戻るって」
「うん…。そうだね―…」
「だぁ―――っ!!」
これには、さすがの私もびっくりして体をビクつかせた。
「な、なにっ?」
大岩栄介は鼻息を荒くさせ、こっちを睨んでいる。
なんか…。
怖い…。
「もう、我慢できねぇっ!!」
「は、はぁ…」
「う…くぅ~…!!本当のこと話すっ!!」
「本当のこと…?」
もう、何がなんだか分かんない。
「正座」
大岩栄介に促されて、ソファーの上で正座する。
大岩栄介も、私の前に正座した。
「いいか!?お、落ち着いて聞けよっ!?」
いや…。まずあんたが落ち着こうよ…。
と、言えるはずも無く…。
素直に頷いた。
「はい…」
大岩栄介は、スゥ―とゆっくり息を吸うと、覚悟したように目をカッと開いた。