最低!?最高!!?メンズ校!!!!
寮は、広く清潔感溢れる白に統一されていた。
スッゴ―い!!
キョロキョロと辺りを見渡す私を見て、佐田さんはクスリと笑った。
「気に入った?」
「はいっ!!とても!!」
私は、笑って答えた。
すると、佐田さんは満足げに頷いた。
「僕の自慢の寮だからね。気に入ってくれて嬉しいよ。部屋に案内するね」
私は、素直に佐田さんの後を着いて行った。
佐田さんは、普通の男みたいに恐怖心が湧かない。
なんか安心する。
そんな事を思っていると、私の部屋に着いた。
「ここが遥君の部屋だよ。2人部屋なんだ」
うっそ!!
聞いてないっ!!
「遥君と同じ1年生で大岩栄介君って言うんだ。見た目は怖いけど、根は良い奴だから、仲良くしてあげて」