最低!?最高!!?メンズ校!!!!
「え?でも、私っ!?蓮斗…、趣味悪いね…」
「いやいやいやっ!!お前そこらへんの女より…」
私の言葉に反応した大岩栄介が、途中で口を紡ぐ。
「そこらへんの女より?」
「な、なんでもねぇ!!」
聞き返すと、そっぽ向いてしまった。
変なの。
「それにしても、明日からどうしよう…」
「な、何がっ!!」
大岩栄介が少し怒った口調だったから、思わずムッとなった。
「蓮斗への態度だよっ!!まぁ、あっちは分かんないけどさ、こっちはいろいろ意識しちゃうじゃん…」
「意識?って…。れ、恋愛感情とか…?」
大岩栄介は、何故か不安げな顔している。
「んな訳ないよ。私、男嫌いだもん」
「そっか…」
「そうじゃなくて、なんか…さらに罪悪感っていうか…」
蓮斗の気持ちを考えると、さらにシュンとうなだれてしまう。
「それなら、俺に良い提案がある」
「提案?」
大岩栄介は、軽く頷いた。
「何っ何っ!!」
身を乗り出すと、大岩栄介はニヤリと笑った。
「覚悟はいいな?」
「う?うん…」