あいつ



私はタケちゃんを突き飛ばした。



そして…私が宙に舞った。




「夏紀っっ!!」




タケちゃんの声が聞こえたんだ。



タケちゃんが私のそばに来てくれてる。



私…死んじゃうのかな…?



もっとタケちゃんといたかったよ…。



バカ騒ぎして、タケちゃんのわがままに付き合いたかった。



もう…そんな日が来ることはないのかな…?
< 103 / 148 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop