あいつ



親友なのにわからない。




「あーっ!!そんな悩むなっ!!悩んだって仕方ねーだろっ!!」




仕方ないけど…。




「何かあったら呼べ。いつでも駆けつけてやっからな。」




「…いつでも?」




「あぁ。どんなときでも行ってやるよ。夏紀の居場所くらいすぐに見つけてやる。」




タケちゃんは私の頭をくしゃくしゃと撫でた。



タケちゃんの1つ1つのしぐさにドキドキする…。
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