あいつ




「猛っ!!お前また、夏紀の部屋にいたのか。」




タケちゃんの家に行くと昴君が走ってきた。




「おっ、夏紀ー。可愛くなったなー。」




と、昴君は私の頭を撫でた。




「触んな。」




「タケちゃん?」




タケちゃんが昴君の手を払った。
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