まぶたを開けた時
「みたいね」
そ、そうじゃない!!
私が言いたいのはっ
「何考えてるのよ!!人の命は魔法なんかでどうにかしていいものじゃない!!
アレン、あなたならそれがどういうことか一番わかるんじゃないの!?
確かに国王のしたことは全て最低なことだ
だけどアレンが考えてることは国王と同じくらい最低なことだ!!」
はあ、と息をつく。
多分言いたいことはまだまだ山程ある。
でも言い出したらきりがないし多分伝わらないくらい無茶苦茶になる。
「……じゃあどうしろって言うんだよ」
アレンも立ち上がって私と向き合った。
くっ
何でこんなにソックリなんだ。
笑っちゃ絶対に絶対に駄目だあああ!!!!