まぶたを開けた時
御守騎士
シーツが気持ちよい
私の部屋の布団って、こんなに高級ぽかったっけ?
ううん
もっと重かったよ
いい香りもしないし
パチッ
と目を覚まして事の重大さに気が付いた。
トリップなんて信じないし
言い張るものの、それ以外に考えられなくて、体を起こした。
あれ?
「………き、きゃああああああ!!!!」
私の声に部屋の扉が開いて慌てシーツを体に巻いた。
「申し訳ありません」
同じ兵士さんで、兵士はすぐに私に背を向けた。
私、なんでヒラヒラスケスケ寝間着なの?
ブラジャーしてないしっ
「な、んでっ」
記憶がないのがたちわるい。