まぶたを開けた時
王子直属騎士の一番隊士………???
なにそれ美味しいの?
「?」
考えたところで私にわかるわけなく、シンさんを見た。
「まあ、君花様も御守りすることになります」
は?
「なんで?」
《影武者にならぬか?》
昨日のアレンの声が頭にこだまする。
「いやいやいやいや!!
影武者なんて認めてないし」
こんなとこにいたらおかしくなりそうだっ
私の服どこよ!?
キョロキョロと部屋を見渡したり色んなところを捲った。
「君花様の着ていた物は侍女に任せてあります、今は王子が用意した服を」
私を見透かしたようにシンさんが言った。