まぶたを開けた時
ゾクッとした。
死にますよ
なんて言われる女子高生いないよ
「……どうしたらいいの?」
シンさんが大股で私の方に無表情のまま近づいて来る。
怖いよ、シンさんυ
そして私の前で止まると頭にポンと手がのった。
「ここで俺達に護られればいい」
優しい声にシンさんを見た。
「シンさん……」
シンさんの優しい表情
「さんもいらない。シンとお呼び願えますか?」
「じゃ、じゃあ私も敬語使わなくていい」
私の発言にシンが変な物を見るかのように私を見た。
なんかおかしいこと言った?
「プハッ
あんた本当に変なやつだな」