まぶたを開けた時
「可愛いアレン。今気持ちよくしてあげよう」
ゾワゾワゾワッッ
初めてが怪物親父だなんて絶対嫌!!
私の手がやっと抵抗しようとしたというのに国王はそれを両手で押さえつけた。
「いっ いやぁあ!!!」
「そうだその声が聞きたいんだ」
怖いっ
助けてお母さん!!お父さん!!
いいこにするからっ学校も頑張るから助けてよ!!元の世界に戻して!!
「シエナ!!あかんて!!」
バン!!と扉が開いて怖い苦しそうな顔したシエナが入ってきた。
「……なんだお前は」
不機嫌そうな国王の声。
「国王様。抱くなら私を抱いて下さい」
なっ
何いってんの!?
ギョッとして国王を見ると、シエナを下から上まで見てニタリと笑った。
「……よかろう」