まぶたを開けた時
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馬車に戻るとやっぱり皆すごい心配してくれてて、シチは泣きそうになってた。
すごい罪悪感と嬉しい気持ちがあって、色々訳を話したかったんだけど、時間がもうなくてトントン拍子で私の初仕事が進んでいった。
仕事っていっても、花を贈呈するだけ、声は出せないからニコニコ笑うしか出来ないんだけど
なんだか皆、どこかいけずな感情が見えて、心狭い感じ。
これは“悪魔の子”っていう意識がやっぱり強いのかもしれない。
歓迎されない悪魔の子
どこまでも壁は続いているようだ。
この確執は疎い私でもわかった。
私も色々と十分に気を付けないといけないみたい