流れ星に願うとき


俺は空が帰って来ると聞いて
2階の窓から見ていた





ガチャッ

「ただいま~」

あっ!
帰ってきた


ダダダダダッッ


「降りてきたみたい」

星也と空が話していたようだ

「空ぁ!!!
オマエ何しとったんじゃ!
こんな遅くまで!!!」

「だからパピーの散歩って…」

「もっと早く行っとくべきだろが!」

「だって~…
昨日の『秘密のクモリちゃん』
撮ってたやつ見たかったんだもん」

そんなもの…

「帰ってきてから見ろよ!」

「今見たかったの~!!!」

「危ねーだろがっ!!!」


「じじぃかっつーの…」

はぁ!?
誰が『じじぃ』や!!!
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