世界で君だけ。

好きなのに




「……………」


『……………』




先輩が送るといい、送らせてもらうことになったけど、



何を喋っていいかも分からず、気まず〜い雰囲気が私と先輩の間に流れた。




でも、まだ私の家まで結構あるし……


なんか話さなきゃいけないよね。




「…あ、あの〜」



『ん?なに?』


暗くて先輩の顔はよく見えなかったけど、


優しい声が私の中にスウッと溶けていって


なんだか安心できた。



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