ポケットの恋
「幸日何食べたい?」
飲食店が沢山ある通りを、幸日の手を引っ張りながら、真実は尋ねた。
「え!?えっと…じゃあ、おそば」
「蕎麦!?もっとがつっとしたものにしようよ」
「えー!じゃあ真実ちゃんは天ぷら蕎麦大盛りにしなよ」
「あたしは飯が食べたい!飯が!白米!」
「だってお蕎麦は体にいいよ?カロリーも低いし」
「幸日はカロリーとか気にしちゃだめー!」
いつの間にか、幸日が真実を引っ張る形になっていて、こんな風にぎゃーぎゃー言い合うのも久しぶりなこと気がついた。
あたしが元気ないの知ってたから。こうやって付き合ってくれてるんだよね。
やっぱり真実ちゃんは真実ちゃんだ。
飲食店が沢山ある通りを、幸日の手を引っ張りながら、真実は尋ねた。
「え!?えっと…じゃあ、おそば」
「蕎麦!?もっとがつっとしたものにしようよ」
「えー!じゃあ真実ちゃんは天ぷら蕎麦大盛りにしなよ」
「あたしは飯が食べたい!飯が!白米!」
「だってお蕎麦は体にいいよ?カロリーも低いし」
「幸日はカロリーとか気にしちゃだめー!」
いつの間にか、幸日が真実を引っ張る形になっていて、こんな風にぎゃーぎゃー言い合うのも久しぶりなこと気がついた。
あたしが元気ないの知ってたから。こうやって付き合ってくれてるんだよね。
やっぱり真実ちゃんは真実ちゃんだ。