ポケットの恋
20
「やっぱりそろそろ犯人探しとか、本腰いれ出さないとストーカー終わらないよ」
そう南部に言われたのは昨日だ。
それならばと、真実は自分のバイトするカフェでそのことを話し合ってはどうかと提案した。
南部は即行で頷いて、すぐに4人で集まることになった。
時間はそれぞれ講議が終わり次第。
先に来ていた真実と南部が、幸日と送り迎え当番だった古谷を待つ形になったが、真実と南部の会話に本腰が入る前に、すぐに4人が揃った。
「秋田さんとは話したけど、犯人、探さないとまずいと思う」
そう口火をきったのは南部だ。
真実と古谷が一斉に頷く。
幸日だけ一人困ったような顔で縮こまっていた。
「もういい加減、警察に言ってもいいんじゃないか?夜追い掛けられてるし、メールや無言電話も多い。そろそろ動いてくれる頃合いだろ」
そう南部に言われたのは昨日だ。
それならばと、真実は自分のバイトするカフェでそのことを話し合ってはどうかと提案した。
南部は即行で頷いて、すぐに4人で集まることになった。
時間はそれぞれ講議が終わり次第。
先に来ていた真実と南部が、幸日と送り迎え当番だった古谷を待つ形になったが、真実と南部の会話に本腰が入る前に、すぐに4人が揃った。
「秋田さんとは話したけど、犯人、探さないとまずいと思う」
そう口火をきったのは南部だ。
真実と古谷が一斉に頷く。
幸日だけ一人困ったような顔で縮こまっていた。
「もういい加減、警察に言ってもいいんじゃないか?夜追い掛けられてるし、メールや無言電話も多い。そろそろ動いてくれる頃合いだろ」